育毛剤で白髪を予防できる?

白髪と育毛剤

育毛剤で白髪を予防できる?

育毛剤と言えば、薄毛や抜け毛の対策に使用するものですよね。
しかし、この育毛剤が白髪の予防にも活用できるという話を聞いたことがありませんか?

 

この話は実際のところ信じてよいのでしょうか。
今回は、育毛剤は白髪対策も期待できるのか、というお話です。

 

育毛剤の仕組み

そもそも育毛剤を使うとなぜ髪の毛が生えてきたり抜け毛の予防になるのでしょうか。
まずは育毛剤の仕組みを説明します。

 

育毛剤によって作用は違ってきますが、基本的に育毛剤は毛根周辺を清潔に保ち、頭皮に栄養を与えて保護します。
毛穴の詰まりや汚れを取り除いて頭皮環境を整え。
髪の毛に栄養を送る血管を拡張して、血行を良くして栄養が行き渡るように促し、毛根に栄養を与えることで髪の毛が健康に育つ事ができるようにします。
また、髪の毛にうるおいを与えることで感想を防ぎ、炎症などのダメージを補修して保護します。

 

育毛剤によっては細かい働きや与える栄養などが違ってきますが、大まかな仕組みとしては上のようになっています。
この仕組みの中に、白髪予防につながるものがあるかもしれないわけですね。

 

白髪が生えてくる仕組み

さて、育毛剤の仕組みを説明し終えたところで、次は白髪が生えてくる仕組みです。

 

髪の毛の根元には、色素幹細胞という細胞があります。
髪の毛は元々は白くて、この色素幹細胞が作り出す色素(メラニン)によって黒く染められます。
しかし、髪の毛を黒くしている色素幹細胞が加齢や紫外線などによって傷付いてしまい、メラニンをうまく作り出せなくなって髪の毛を染めきれず、白髪が生えてきます。
これが白髪が生えてくる仕組みです。

 

つまり、この色素幹細胞を健康に保ってあげることが白髪の予防になるんです。

 

結局育毛剤は白髪予防に効果あり?

育毛剤の仕組みと白髪の生えてくる仕組みを説明したところでいよいよ本題です。

 

白髪が生えてくる仕組みのところではさらりと流してしまいましたが、白髪が生えてくる原因の一つとして、紫外線が色素幹細胞を傷付けるというものがあります。
紫外線を浴びると、紫外線から細胞を守るために活性酸素が作り出されます。
しかし、活性酸素は増えすぎると細胞を酸化させてしまい、細胞を老化させてしまいます。
また、メラニンを生み出すチロシナーゼの働きも悪くなってしまいます。

 

メラニンは髪を黒く染めるのに必要な色素ですから、これが減ってしまうと白髪が増えてしまうというわけですね。
というわけで増えすぎると困ってしまう活性酸素ですが、紫外線を浴びた時だけに発生するというものではなく、呼吸や運動等の普段の生活でも発生しますし、ストレスや外部からの刺激でも発生します。
髪や頭皮に関係する部分で挙げるなら、頭皮に皮脂が溜まったり乾燥したりなど、頭皮環境の悪化でも発生します。

 

随分と遠回りになってしまいましたが、育毛剤の仕組みで説明したように、育毛剤には頭皮環境を整える効果があります。
育毛剤を使用することで頭皮に潤いを与えたり、皮脂を除去することで頭皮環境を整えることができます。

 

この部分が上手く作用することで、白髪の予防に繋がるのかもしれません。
といっても要因にはなっても原因とは呼べないくらいの期待しかできないと思います。

 

活性酸素の過剰な増加を抑えるという目的なら紫外線対策をした方がよほど効果ですし、頭皮環境を整えるなら他にも方法はあります。
また、活性酸素は一部の白髪染めに使用されている脱色剤に含まれていますので、脱色剤を含んでいる白髪染めを使用しない事も大切です。

 

白髪予防のために育毛剤を使うというのはあまり効果を期待できませんが、育毛剤を使う副作用として白髪が減ったら良いな程度の期待が現実的です。


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